3月24日、携帯電話にセットしていた7時にアラームが鳴りました。いつもは、最低8時間の睡眠は確保するのですが、今日は6時間半ほどで、おまけにまだ時差ぼけが残っているらしく眠たくて仕方がありません。そこで、ホテル備え付けのスターバックスを飲みました。
さすが、スタバの国、アメリカです。KitanuiとFair Trade Blend が、ご自由にお飲み下さいと用意されているのです。しかし、Kitanuiを濃いめにいれたにもかかわらず、効果がなかったらしく、タクシーの運転手に、飛行場は国際線の方に行ってくれと頼んでしまいました。ペルーのことばかりが頭の中にあったのでこう言ってしまったのです。
サンフランシスコからペルーのリマまでは直行便はありません。ロスアンゼルス経由なのです。したがって、ここサンフランシスコからは、いったんロスアンゼルスまで国内線で飛ばなければいけません。もちろん、日本ですでにインターネットで購入し、サンフランシスコからロスアンゼルスまでのe-チケットはもっています。しかし、寝ぼけていたのです。ホテルを、余裕をもって出ましたので、十分に間に合ったのですが、ちょっとあわてました。

午前9時30分発アメリカン航空1910便です。ロスアンゼルスには午前11時着です。1時間半のフライトですが、税込みで7870円。決して高くはありません。大阪・東京間は約1時間ですが、インターネットで28日前に購入しても、9100円です。

そもそも、日本の国内線が高すぎるのです。僕は沖縄に研究所をもっていますから、月に一度は必ず沖縄に行きます。正規で買うと、往復で6万2400円です(もっとも、株主優待券や、貯めたマイレージを使ったりして、安くあがるようには工夫していますが)。これはヨーロッパまでのディスカウント運賃より高いのです。ましてや、日本・ロスアンゼルスなどはもっと安い。税込みでも4万円台があります。これだけ高い運賃を取ってJALは倒産したのですから、どんな経営をやっていたのでしょうか。
ロスアンゼルスからリマ行きの便は午後1時20分発なので、午前11時に着くと、2時間20分の乗り継ぎ時間があります。ちょうどいいくらいです。しかし、何かちょっとしたことで、1時間や2時間、飛行機は遅れることはよくあるものです。1時間遅れても問題はありませんが、2時間遅れると、ロスアンゼルスからリマ行きの飛行に乗れず、すべての予定が、ドミノ倒しに狂ってきます。
幸い、ブラックリストには載っておらず、無事にチェックイン。最近、アメリカでは過激派グループのメンバーだったり、過激思想の持ち主は、ブラックリストに載っており、搭乗拒否されるそうです。日本のように国土が狭く、かつ鉄道網が発達している国では、飛行機に乗れなくても、大阪・沖縄を行き来しないのであれば、さほど不便ではありません。しかし、アメリカのように東海岸と西海岸とでは時差まである広大な国で、しかも鉄道網が未発達では、飛行機に乗れないということは、実にたいへんなことなのです。

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