Part3 ペルー

ロベルトさんには、息子さんが2人、娘さんが3人おられます。しかし、不幸にも息子さんはお二人とも亡くなられ、長女は弁護士と結婚しリマに住み、次女はマイアミに住み、三女はエビの養殖場を経営しているのでアマゾンには興味はなし、ということで、結局、マラニョン川流域の「ロベルト大帝国」を引き継ぐものが、誰もいないのです。しかし、ここ数年、ペルーへの観光客は年間100万人を突破しており、そのうちの5千人~8千人がアマゾンへ来てくれれば、非常にいいビジネスになる。しかし、もう75歳だから、一人でやり続けることはできない。このままでいくと、やがてここは閉鎖しなければならず、従業員たちも生活に困るようになる。そこで、一緒にこの施設をマネージメントができる日本人のパートナーを探したい。あるいは全部まかしてしまってもいい。そして、隠退し、あとは自分の好きなことをして死にたい、ということなのです。
この希望は非常に真剣なもので、僕が帰国してから一カ月後にも、東江さんを通じて、メイルで入っていました。ですから、僕のこのブログを読まれている読者の中で、アマゾンの大自然の中でホテル経営をやりたいという希望者がおられれば、是非、僕に連絡してください。まさに、学歴・年齢・職歴を問わない、真にやる気のある日本人という条件です。彼はそれほど日本人を信頼しているのです。もちろん夫婦でもかまいません。従業員とのコミュニケーションにはスペイン語が必要ですが、ペルーに来て、半年も一所懸命に勉強すれば、何とかなるものです。要はやる気です。このブログの読者にはアトピー患者さんがけっこう多いことと推測しますが、狭い日本で、肌のことばかりに気を取られて一生過ごすより、一度、チャレンジしてみませんか。自然の中で生活していくうち、アトピーも治るかもしれません。

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